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 訪問ありがとうございますある。このブログは、経済になんちゃって精通したテクニクルが株式相場や為替相場などの経済の行方に関して持論を展開しつつ相場を読み解きます。よろしくお願いします!

2008年06月08日

人間には幸福のほかに、
それとまったく同じだけの不幸がつねに必要である。
  ドストエフスキー

サブプライム逆流する世界マネー―経済危機が投資チャンスに変わるとき


 無理が祟ると本来なら5で済んだはずのことが7や10になってしまうことがあります。嘘を重ねて嘘がどんどんと大きくなるみたいな感じで。。。

 さて、ここのところ相場は調子がよいみたいで、サブプライム関係の危機という話題がかなり少なくなり、沈静化したかのような報道が続いていました。が、この問題は本質がまだ解決されていません。

 FRBが市場に資金をじゃぶじゃぶ出して、コモディティに資金が流れたり、日本株にきたり、ユーロ買ったりしながらもアメリカはスタグフレーション一直線。米国の雇用統計云々より、これからはじゃぶじゃぶ資金をつかい投機的な売り込みをどこぞのヘッジファンドなどがしてきそうな可能性がありそうですね。

 さて、来週から日本はどうなることか。先週末の米国が転換点になった可能性があります。
北京五輪に群がる赤いハゲタカの罠


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2008年04月14日

敵を知り、己を知らば、百戦危うからず
  孫子

 さて、サブプライム問題ですが、今のところ商業銀行・広義の投資銀行は、資本増強を各方面に仰ぎながらも、不良債権でまだ売れるものは売りきってしまい、バランスシートを綺麗にしようと躍起です。これに伴い、比較的流動性の高い株は、売られているみたいで、ここ数ヶ月で日本のみならず、世界の株式指標は大きく下げています。

 とてもではないですが、金利の安い日本でお金を借りて、そのお金で日本や各国の土地を買うなんていう技ができるほど体力も精神力も残っていないみたいで、ボディーブローのようにどんどんと日本でも地価が下がっていくでしょう。雨後の筍状態にある日本の不動産流動可銘柄がやられていっているというのも、理解に難くありませんが、今後ますますあぶない状態になり業界の再編が加速するものと思います。かなりのなんちゃってはつぶれる運命だと思います。

 一方、株式から引き上げてお金のながれですが、ヘッジファンドなどは株の売りである程度儲け、引き上げた資金を、今度は、コモディティ系に突っ込んでいる図が鮮明になりつつあります。石油やとうもろこしなどなど先物が賑わって久しいです。かれらはレバレッジをかけているので金利を払う必要があり、手元で遊ばすわけにはいきません。

 因果応報。アメリカ政府が国際金融資本の後ろ盾をうけ、ヘッジファンドを生みだし、世界の市場からお金を吸い取り、焼け野原にしながら、アメリカの経済力を保持していましたが、今やそのヘッジファンドが不況入りしたアメリカの物価を押し上げスタグフレーションを引き起こそうとしています。唯一の救いは、自給率が高く自国で食料品をまかなえそうなことでしょうか。

 一度収縮を始めた信用は、そう簡単には止められないでしょう。FRBは最近なりふり構わず、日本のバブル崩壊に嘲笑していたはずが、同じことをしているところが愛嬌ですが。。金利を下げる=ドル安は間違いないでしょう。

 さて、日本の株式市場ですが、四月中旬での予想を書いておきます。
米国経済の減速に伴い、加工貿易が中心の日本の多くの企業は減収・減益へと日本も景気後退を余儀なくされるでしょう。そういった意味では、株式投資はあと1・2年様子見でもいいかもしれません。が、こういった不況時・石油高でも影響を受けずに伸びる業界があると考えます。

 ITバブルにしろ、不動産流動可バブルにしろ、M&Aバブルにしろ、素の時々の話題になるトピックがあります。そして今は、『エネルギー』で間違いないでしょう。ということで、今の長期投資としては、次世代エネルギーの覇権を握れそうな企業にタイミングを見極め、分散投資しおくというのがローリスクな投資だと考えます。特に銘柄推薦するブログではないので銘柄は書きませんが、現在数名柄、買うタイミングを図っています。
 

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2008年04月12日

 おひさしぶりです。特に中長期予想に変更があるわけではないので、あまり書くことはありませんが、アセット マネージャーズが下方修正したみたいなので。。

 あまり過去の古傷を蒸し返すのは、つらいのだけど、今年1月 私が不動産流動化銘柄のアセット マネージャーズでの投機失敗を認め『出直しの1歩』の記事を書きました。
 購入価格平均は22万ぐらいで、売却は8万ジャストでした。過去の記事を読んでもらうとわかりますが、サブプライム問題は必ず投機マネーの萎縮を伴い、日本の不動産投資をしていた投資銀行がそれどころではなく資金を引き上げることは昨年の中旬には読めていたのに今年の1月まで我慢したのがバカでした。という内容です。

 売却後アセマネは12万ぐらいまでいったり、いちごアセットが株保有したりということもありましたが、上記理由から一環して不動産流動化銘柄に投資する時期ではないと肝に銘じ傍観してきました。が、昨日とうとう2008年2月期 決算短信において、醜い状況になっています。。一昨日の08年2月期の業績予想を修正で上方修正するという胡散臭い技もやってのけています。で株価はPTSで5万台突入しています。

 多分今回もたくさん高い授業料をとられる人がいると思いますが、自分への戒めも含め、すでに皆さん自明のことだとは思いますが、株式市場での浅はかな知恵を残しておこうと思います。

 ただ、一つ重要なことは、株式市場はいかさまです。本当のギャンブラーは勝つ勝負しかしません。株式市場で一般投資家は必ず勝つ勝負をできません。必ず勝つにはインサイダーなどしないことには勝てないのです。だから本当に利口なら違法のリスクを犯してインサイダーできる時だけ勝負するか市場から去るのみだとおもいます。

 それを知った上で、それでも趣味で投資をたのしみたいという方に、特に、今は株価が低迷して、今年の初めの私みたいな辛い状況にある投資家が多いと思います。そんな人の少しの心の支えになればと思います。

1)同じ銘柄で損を取り返そうとするな
 損した銘柄で元を取り替えそうと考えがちですが、もっといい銘柄はいっぱいあるはずです。銘柄に惚れては儲けはでません。

2)長期的なストーリーが読めること
 これだけ日経が不調でも順調に株価を切り上げている銘柄もあります。それらは共通して将来性が見込めるものです。まずは、変に割安だからと手をだすのではなく、長期的に産業の成長が読める銘柄群をまずは選ぶことが重要です。

3)買うときのタイミング
 上ができたら、次に重要なのは買うタイミングです。株価が上がっているとすぐ欲しくなりますが、そこが山頂だった経験があるとおもいますが、そういうときこそ数週間落ち着いて株価を見極めることです。買わなくても損はありませんが、買って損がでると身動きがとれなくなるので、買う際の数週間が命を救うことも多いです。

4)逆指値で機械的にロスを決定しておく
 例えばマイナス20%を越える損失を取り戻すのは非常に大変です。上でタイミングを計っているので、15%さがれば読みが外れたと快く認める勇気が必要でしょう。ということで、ある程度の株価のボラティリティを考えながら、ロスカットで逆指値は必ず入れておきましょう。

5)基本スタンスは中長期
 証券会社的には売上が上がらないのでいやがり、デイトレードやSwingの成功談を喧伝しますが、数学的には簡単に証明できます。短期トレードは損です。寺銭1%だとすると、勝ち負け関係なく取引が多いほど資産は目減りします。これは簡単なんですが、なかなか人間の本能が理性を抑えてくれません。ちゃんと有望な業界の銘柄を見つけてタイミング良く買えれば長期に保有することが、変にじたばたするよりも儲かります。

6)心の隙間
 大きな損をすると短期で取り替えそうと、少し火のついた仕手系銘柄に手をだしたりと、非合理的な行動に出てしまいます。かならずやくざな人がしくんで勝つべくして、彼らが勝ちます。もちろん儲かる人もいますが、仕手系は100%出来ゲームです。絶対、安易に手を出してはいけません。遊び程度のお金ならいいですが、普通の投資家が勝てる仕組みは0%です。

 投稿内容は今のところ的確に当たっていると思いますが、何分予想が中長期で日々更新することがないので、このブログを訪れる人は少ないとおもいますが、気楽にのんびり更新しますので、よろしくおねがいします。

 次回は、『今のデフレ入りしそうな時でも、有望な業界』について考えを書きたいと思います。

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2008年03月19日

誰一人知る人もない人ごみの中をかき分けていくときほど、
強く孤独を感じるときはない。
ゲーテ

 年初の予想どおりドルは100円を割りました。サブプライム問題に関しても、じわじわと効いてきています。さて、ベアの次はメリルリンチぐらいが危ないのでしょうか。

 バブル崩壊後日本で起きた金融再編同様、アメリカの金融資本も再編なくしては生きていけない状況ですね。市場の要望で金利を下げないと経済が持たない状況であり、それに伴いドル安を誘発、基軸通貨としてのドルの権威は落ち、投資家はドル離れを起こしており、ますますドル安に拍車をかけています。
 
 FFレートも2%ほどとなりだんだんと後ろがなくなってきています。切れるカードがなくなりつつあるという状況においつめられつつある、今日この頃です。

 為替に関しては、1ドル100円の節目を割りました。すこし下落が急だったこともあり、少しリバウンドをはさむでしょうが、まだサブプライム問題の本質は解決されておらず、長期の方向としては上記で述べたサイクルがあり下でしょう。ユーロは第2基軸通貨としての地位を確立してきているので、対ドルに対しては間違いなく上げていくでしょう。

 株式市場に関しては、当分ボラの大きな不安定な状況でしょうが、日経も12000円となり、実態経済よりも市場のセンチメントに過剰に反応し過ぎている銘柄が多くなってきた気がします。ただ、米国経済がソフトランディングできず、クラッシュする可能性もあり、勝負しなくていいひとは傍観しておくのが精神衛生上いいのかもしれません。

 それにしても市場は完全に弱気一色ですね。こういう時が実は最大の買い時なのかもしれませんが、勝負しなくていい人は、とりあえずは、メリルリンチの方向がみたいところ。。

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2008年02月02日

一年の希望は春が決める。
一日の希望は晩が、家族の希望は和合が、人生の希望は勤勉が決める
  出典:中国の諺

 米国1月非農業部門雇用者数が出ましたが、事前予想+6.8万人に対し、実績は-1.7万人とかなり大きな乖離があり、ネガティブサプライズでした。ただ、 ここのところは急激な下げだったので、リバ気味な相場になっているかとおもます。そう長くは続かないでしょう。これからあと一段の揺さぶりがくるかと思います。当面ボラの高い相場になりそうです。勝負しなくても良い人は静観でよいのではないかと思います。

 為替に関してはポンドに一段の下げがくるでしょう。ドルに関しても方向性は↓で間違いないでしょう。というかんじで、そろそろサブプライムの山場が近づいてきていますので、お気をつけて。

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2008年01月30日

習慣は、最高の召使いか最悪の主人のいずれかである。
  ナサニエル・エモンズ

戦争の経済学


■ 概要
 政治家もきになる超重要調査。完全失業率というセンシティブなデータがふくまれているため、皆気になります。。就業・不就業の実態をサンプル調査したもの。無作為に抽出された4万世帯のうち15歳以上の者10万人を対象に調査される。

■ 作成元
 総務省統計局

■ 公表時期
 月末に前月のデータを公表

■ 少し詳細
 完全失業率は景気動向に3〜6ヶ月ほど遅れる傾向があります。すなわち、今月出た先月の結果は1,2Q前のものであるとみてください。

■ 所感
先ずは、昨日の概要ある。
○12月の完全失業率は季節調整値で2か月連続の3.8%
○12月の就業者数は6396万人と1年前に比べ42万人増加
○完全失業者数は231万人と1年前に比べ13万人減少

 内訳では建設業がー23ポイントと建築基準法の影響か頭ひとつぬけている以外はとくにこれというかんじもなく。少し面白かったのは、外食産業の雇用が減りその分が小売にながれているところ。外食控えてスーパーで買って食べる傾向?=少し景気悪くなってるということでしょうか。というわけで株価や為替にインパクトを与えるほどのサプライズではなさそうです。

行動経済学 経済は「感情」で動いている (光文社新書)


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2008年01月29日

自転車は走ればこそ転倒しない。要領の良い連中は、不安定な世の中を遊泳する。
  アラン


サブプライムの実相―詐欺と略奪のメカニズム


 サブプライムローンの発行額は少なく見積もって1.5兆ドル(約160兆円) 程度で、このうち、7,8割が証券化され、関連商品の発行額はさらに多いと見られている。多少、土地が下がった現時点での、返済遅延率は8%弱程度とのこと。ということでまともに返す予定の人ではなく、投機目的でもくろみが外れた人で足早に売り払った人がそれなりにいることの証左になると思う。

 これから、地価の下落が本格化してくると益々のデフォルト率の上昇が予想されるゆえに米国政府は緊急利下げ0.75%をやってのけたりしているわけです。もちろん奇跡的に地価の下落をある程度抑えられるかもしれませんが、経済協力開発機構(OECD)はサブプライムローン危機による損失総額が、最大三千億ドル(約33兆円)に達する可能性があると報告していることから、普通にいけばそれぐらいなのかなぁという感じです。経済政策失敗すれば益々ふえます。

 国家予算一般会計83兆円くらいなので、約160兆円の発行額というのはものすごい額だということがわかるかとおもいますが、無理のあるスキームは破綻します。それに対しての救済はモラルハザードど呼ぶ可能性があるので政府の政策も慎重でなくてはなりません。

 また、国内ではアメリカ政府自身が優遇し育ててきた金融資本が肥大化し、むちゃくちゃに経済を食い荒らしはじめました。世界中で1 日に必要な原油は約8500万バレルなのに対し、ニューヨーク商業取引所での当日取引は約2億バレルと異常な値です。完全に投機です。それでもアメリカは戦後六十年間ほしいままにしてきた基軸通貨国という利点を生かしドルを刷っては綱渡りをしていました。が、ここにきてイラン・イラクがドルベッグ制を停止し、(イラクは殺られましたが、、)中東諸国もここにきてカードをちらつかせています。

 ただ今回は外部要因では内部からの崩壊ということがあり、ドル安の動きはそう簡単にはとめられないでしょう。今月30日のFOMCを警戒しながらもドル売りスタンスで。

 株は不透明間がまだ払拭されないため敬遠したいところだが、あえて攻めるなら、アジア・ロシアなど新興国で業績の伸びている大型株でいきたいところ。

サブプライム問題の教訓―証券化と格付けの精神


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